寺社・歴史建造物の絶景

2018-07-18

西国三十三所の絶景 観音正寺

西国三十三所は近畿2府4県と岐阜に点在する観音菩薩の霊場で、その数は観音菩薩が衆生を救う時に33の姿に変化するということに由来しています。第一番札所は和歌山県の青岸渡寺で、那智滝と三重塔の風景は見事ですが、京都・滋賀にも素晴らしい景色の札所がいくつもあります。
そんな中のひとつが滋賀県近江八幡市安土の第三十二番札所・観音正寺
西国三十二番礼所観音正寺
1993年に焼失し、2004年に再建された本堂。その向こう側に並ぶ石もなかなか珍しい風景ですが・・・
西国三十二番礼所観音正寺からの眺望
標高433メートルの繖山(きぬがさやま)の山頂にあるため、こんな素晴らしい眺望も楽しめます。写真の下の方に見える横一直線は東海道新幹線
西国三十二番礼所観音正寺から見る東海道新幹線
ちょっと見えづらいですが、新幹線が走っているのがおわかりいただけるでしょうか。
西国三十二番礼所観音正寺
聖徳太子により開創されたと言われています。繖山には六角氏の居城であった観音寺城の跡も残っています。
西国三十二番礼所観音正寺
聖徳太子が人魚を救ったという伝説があり、人魚のミイラとされるものが伝えられていたそうです(1993年に焼失)。

>> 西国三十二番礼所 繖山 観音正寺

本記事で使用した写真の撮影シーズン:
ゴールデンウィーク中(2018年5月5日) 時間帯:14~15時



【アクセス】

■公共交通機関
JR「能登川」駅より近江鉄道・湖国バス神崎線(八日市駅行) 、「観音寺口」下車徒歩約40分(他、JR「安土」駅より徒歩など複数ルートあり)

■クルマ
名神竜王ICから約14km(彦根IC約22km)、山上駐車場より徒歩約8分
山上駐車場利用の場合は拝観料大人500円とは別に、駐車料金・林道通行料金必要(普通車600円)
観音正寺参道
駐車場からの道


情報はすべて2018年5月現在のものです。



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2017-11-24

京都御苑の彩り-銀杏と紅葉-

紅葉シーズンの京都は、有名寺社やそこへ向かうバスなんかはすさまじい大混雑になっています。地元住民もけっこう通勤・通学や日常の移動で巻き込まれ、もう乗れない状態でバスが到着して積み残されることも・・・。

そんな季節でも比較的静かに秋の風情を楽しめる場所もあります。たとえばこちら・・・。
京都御苑の銀杏と紅葉
京都御苑です。地下鉄からアクセスがいいので、少なくとも予定通りの時間に辿り着くことができます。バスのように、車内の大混雑に耐えながら、渋滞でいつ着くかわからないということはありません。

>> 京都御苑

京都御苑の銀杏と紅葉
地下鉄「今出川」駅(「京都」駅から約10分)に近い乾御門から京都御苑に入ってすぐのところにはこんな立派な銀杏(イチョウ)がそびえています。
このイチョウからわずかに南東、京都御所の清所門方向へ少しだけ歩くと、ここにもイチョウが。
京都御苑の銀杏と紅葉
青空を背に、あざやかな彩りです。

もちろん、イチョウだけではありません。
京都御苑の銀杏と紅葉
紅葉だって楽しめます。
この日は祝日と土日に挟まれた平日ではありましたが、それでも紅葉シーズンのクライマックス。それなのにこんな誰の姿もない状態が撮れたりするタイミングもありました。
京都御苑の銀杏と紅葉
この静けさは、やはりものすごい敷地の広大さによるもの。
東福寺や嵐山・渡月橋付近のような、人、人、人・・・という感じにはなかなかなりません。

じつは、この記事に登場した写真はすべて「今出川」駅から徒歩1~2分の乾御門から京都御苑に入り、そこから徒歩3分くらいの範囲内のものばかり・・・すなわち、「今出川」駅から徒歩5分くらいの範囲内だけのものなんです。
ものすごく広い京都御苑。まだまだ見どころがたくさんあるはずです。

東福寺や嵐山周辺など有名どころの紅葉は確かに見事で、独特の趣きがあります。どんなに混んでいても有名どころをめざすというのもひとつの巡り方ではあると思います。
でも、ラッシュアワーのような身動きもできないくらいぎゅうぎゅう詰めのバスに京都駅から1時間以上も乗って嵐山に行くなど、そんな混雑でへとへとになるのはいやだな・・・という人には、こんな“穴場の京都”がホッとやすらげるのではないでしょうか。

本記事で使用した写真の撮影シーズン:
晩秋(2017年11月24日) 時間帯:正午前後


【アクセス】

■公共交通機関
地下鉄烏丸線「今出川」駅または「丸太町」駅下車 徒歩すぐ
今回の乾御門近辺へは「今出川」駅下車

■クルマ
こちらを参照してください


>> 京都御苑

  

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2017-05-20

京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり

美しい紅葉スポットが多い京都・滋賀。すなわち数々の新緑が美しい場所がありますが・・・
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
ここは、京都で新緑を楽しむ穴場中の穴場と言っても過言ではないのではないでしょうか。

黒い床板に緑が映る「床みどり」は、左京区岩倉の実相院が有名ですが、この写真の「床みどり」は実相院ではありません。ここは京都御苑にある閑院宮(かんいんのみや)邸跡です。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
閑院宮邸跡は、京都御苑の長方形の左下に位置しています。なので、地下鉄烏丸線「丸太町」駅からすぐです。

こちらがさきほどの「床みどり」が見られる収納展示室の建物。

美しいのは「床みどり」だけではありません。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
ひじょうに風格の漂う閑院宮邸跡。

冒頭に「穴場中の穴場」と書きましたが、「床みどり」の名所・実相院と比べると、この閑院宮邸跡にはとても驚くべきことがいくつもあります。

まず、この記事の写真にまったく他の人たちの姿が写っていませんが、これは平日や朝一番の開館間もない時間の写真ではありません。土曜日の昼間です。驚くほどの人の少なさ・・・。
じつは、2017年5月18日京都新聞 夕刊でここが紹介されました。そして、この日は新聞に載った直後で、最初の土日。さすがに人が多いだろうと思っていたにもかかわらずこの静けさ。格調高き静寂の空間に、感動をおぼえました。

そして、実相院の「床みどり」は撮影できませんが(禁止されています)、ここはご覧の通り撮影できます(2017年5月現在の情報です)。
前述の通り、ものすごく人が少ないですので、最初の2枚のように誰もいないところを撮るのもそんなに難しくありません
さらに、驚いたのがこの閑院宮邸跡、入館無料なんです。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
にもかかわらず、「床みどり」だけではなくこんな趣きある美しい中庭も楽しめてしまいます。しばらくじっと座って眺めていました。

池では、こんな鳥の姿も・・・。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
ゆっくりゆったりと優雅な時間を過ごしました。


京都御苑 閑院宮邸跡
休館日   月曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
参観時間 9:00~16:30 ※受付16:00まで
入場料   無料(予約不要)

本記事で使用した写真の撮影シーズン:
初夏(2017年5月20日) 時間帯:13時頃
ですので、掲載中の情報は2017年5月20日現在のものです。

【アクセス】

■公共交通機関
地下鉄烏丸線「丸太町」駅 徒歩4分

■クルマ
こちらを参照してください


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