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2016年5月21日 (土)

緑の源光庵

北区鷹峯(たかがみね)にある曹洞宗のお寺・源光庵
源光庵本堂
2014年の「そうだ 京都、行こう。」 ポスターで登場していた通り、紅葉が見事なお寺です。このブログでも秋に記事を書いたことがあるのですが(「源光庵-悟りの窓と迷いの窓-」2014年10月)、紅葉の名所はやはり新緑の季節も美しいです
源光庵 悟りの窓と迷いの窓
こちら今日(2016年5月21日)の源光庵、悟りの窓と迷いの窓。窓越しに見る緑がとてもあざやかでした。
悟りの窓
丸いほうが悟りの窓
悟りの窓
円型に「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現する・・・と、案内書には解説されています。で、「円通」って何のことかなと調べてみると
智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたり、その作用は自在であること。また、真理を悟る智慧の実践。
(コトバンクより引用)

・・・と、書かれていました。
迷いの窓
角型のほうが迷いの窓。「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表していると解説されています。
源光庵 悟りの窓と迷いの窓
静かに自分と向き合うには本当にいい場所で、時折訪れてはこの窓に向かっています。
源光庵本堂
本堂の西側にあるこちらの庭も、心を落ち着かせてくれます。
源光庵本堂
僕はだいたい午前中に訪れることが多いのですが、今日はめずらしく午後。
源光庵本堂
こちらは西側なので、夕方が近づくにつれ陽の差し込む角度が変わっていく様子が、とても美しかったです。
源光庵本堂
拝観受付から本堂に入ってすぐのこちらの廊下も、趣きがあります。
源光庵本堂
床みどりといえば岩倉にある実相院が有名ですが(実相院の床みどりは撮影禁止です)が(「京の緑-薫風の実相院と高桐院-」2014年4月)、この床に映る緑も、とても目を引きました

さて、こんなに美しく趣きある源光庵本堂ですが・・・
じつは、上を見上げればとても血なまぐさい歴史の跡が残されている場所でもあるんです。
源光庵の血天井
血天井です。ここの天井は伏見桃山城の遺構なんです。徳川家康の家臣・鳥居元忠らが石田三成の軍勢と交戦し、討ち果てたときの血痕のついた床板が、ここの天井に使われています。これ、さきほどの悟りの窓と迷いの窓と同じ場所なんです。
源光庵の血天井
サムネイルではわかりにくいですが、拡大していただければ足跡がはっきりとおわかりいただけるかと思います。
その戦いが、関ヶ原の戦いと同年の1600年。NHK大河ドラマ「真田丸」も、これからこのあたりの時代に向かっていきますね(いまこれを書いている2016年5月現在は1587~88年あたりが描かれています)。
新緑の源光庵
これらが、この本堂にあります。
新緑の源光庵
この源光庵、アクセスとしては市バス「鷹峯源光庵前」で降りてすぐなのですが、もしNHK「ブラタモリ」がお好きな方は、帰りはその停留所からすぐにバスに乗ってしまわず、乗ってきた方向へバス停ひとつ分だけ戻ってみてはいかがでしょうか。「鷹峯源光庵前」のひとつ前の停留所「土天井町(どてんじょうちょう)」あたりには・・・
御土居
秀吉ゆかりの御土居に・・・
松野醤油
松野醤油に・・・
御土居餅
御土居餅!
このあたりは、番組をご覧になった方だけ「あ~、あれってこのへんなの?」と納得していただければ(笑)。

【アクセス】
京都市北区鷹峯北鷹峯町

地下鉄烏丸線「北大路」駅(北大路バスターミナル)より「北1」系統、または阪急「大宮」駅(四条大宮)やJR嵯峨野線「二条」駅(二条駅前)より「6」系統、いずれも「鷹峯源光庵前」下車、徒歩1分以内です。

拝観時間 9:00~17:00
拝観料   おとな 400円
(2016年5月現在)



こちらの地図はひとつ前の「土天井町」あたりの地図です。

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