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2016年2月21日 (日)

等持院-足利尊氏と夢窓国師-

北区にある臨済宗天龍寺派の等持院(とうじいん)。嵐電北野線沿いにあり、終点の「北野白梅町」駅の次の駅の駅名にもなっています。

>> 嵐電 路線図

等持院
同じ北野線をひとつ西へ行けば、枯山水の庭で知られる「龍安寺」駅、その次の駅は臨済宗派大本山の「妙心寺」駅、そしてさらに次の駅は「御室仁和寺」駅と、ものすごく知名度の高い寺の名前がついた駅が続くなかにあって、それらの寺と比べれば少し知名度的には低めなのかなと思います(京都に住んでいる人ならば地名としては認識していますが)。ゆえに、あまり大きな混雑にまきこまれることもなく、ゆっくりと静寂を味わえる場所でもあります
また、足利尊氏が夢窓国師を迎えて開山したと言われるこの寺は、等持院という名前自体はそれほどピンとこない方であっても、誰もが教科書で目にしたことがあるであろう足利尊氏像を見ることができる場所でもあるんです。
昨日(2月20日)から「綴プロジェクト作品三寺院特別展示」~狩野派の美をめぐる~が始まったこともあり(3月18日まで)、今日はそんな等持院へ行ってみました。

等持院達磨図
中に入ると、正面にこの達磨図が目に入ってきます。
等持院達磨図
ここを曲がると方丈(本堂)へ・・・。
等持院方丈
足利将軍歴代の菩提所の等持院。
等持院方丈
このときほかに人の姿はまったくなく、静かに庭と向き合うことができました。前述の「綴プロジェクト作品三寺院特別展示」は写真左側の方丈で行われています。正面に写っている白い壁が霊光殿で足利歴代将軍像が安置されています。歴史の教科書に出てくる足利尊氏があるのもこの霊光殿です(撮影はできません)。ちなみに、足利尊氏の墓所も、この方丈の北側にあります。
等持院庭園 夢窓国師
こちらが夢窓国師作と伝えられる庭園
ちょっと残念なのが、写真左上に写っている建物。これ、立命館大学なんです。もともとは衣笠山を借景としていたのが、校舎に眺めを遮られたため、樹木を高くして校舎を隠しているのだとか・・・。
等持院庭園 夢窓国師
さきほどの達磨図あたりから見ると、こんな見え方になります。
等持院庭園 夢窓国師
眺めるだけでなく、庭を歩いてみることもできます。
茶室清漣亭
こちらは茶室清漣亭。ここは8代将軍・義政によるものだとか・・・。
心字池
日曜の午後でもこの静けさ。
“超”がつくほどの有名寺院が続く北野線沿線においては、室町時代を語る文化財が並ぶお寺であるにもかかわらず、穴場と呼んでもいいくらい、静けさが保たれている場所です。

嵐電北野線「等持院」駅下車 徒歩5分

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