2017年9月24日 (日)

高野川に咲く彼岸花2017

ちょっと買い物で自転車に乗ってカナート洛北に向かっていたら、高野川の高野橋近辺(京都市左京区)の川岸にあざやかな赤が・・・
高野川の彼岸花(曼珠沙華)
彼岸も中日を過ぎ、彼岸花(曼珠沙華)が咲いていました。背景に写っている山は比叡山です。
高野川の彼岸花(曼珠沙華)
高野川は、出町柳でYの字型に賀茂川と合流して鴨川になる川です。Yの字の右側にあたるのが高野川です。去年もこの景色を見たなぁと思い、帰ってから自分で自分のブログを確かめたら、9月25日にこの景色を見ていました(2016年9月25日「高野川に咲く彼岸花(曼珠沙華) 」)。

去年の記事を読んでいると、こんなことを書いていました。

雨、雨、雨、曇り、曇り、雨、雨・・・・
9月12日くらいからでしょうか。今年(2016年)9月中~下旬の京都はずっとそんな感じ。台風も絡んで、かなり激しく降った日もありました。
青い空なんてほんとに久しく見てなかったような気がするのですが、今日(9月25日)は青空が広がる時間帯がありましたので、久しぶりに近くを自転車で走ってみました。


今年は、先週の日曜日に台風は来ましたが、特にそんな雨続きということもなく、晴れ間を見られないということもありませんでした。そんなふうに気象条件がまったく違っても、桜や紅葉とは違い、彼岸花はその名の通り、お彼岸のほぼ同じ日に同じように咲いていますね
高野川の彼岸花(曼珠沙華)
白い彼岸花も・・・。

高野川の彼岸花(曼珠沙華)
さきほどまでの写真は高野川の西岸だったのですが、川を挟んで東岸にも咲いています。
高野川の彼岸花(曼珠沙華)
こちらの岸からは、五山送り火のひとつ「妙法」の“法”の字が見えます。サムネイルではわかりにくいですが、拡大していただくと左奥の山の文字がなんとなくわかると思います。
高野川の彼岸花(曼珠沙華)
高野玉岡町バス停すぐ横。ちょうど京都バスがやってきました。
高野川の彼岸花(曼珠沙華)
さきほどのバス停のところに架かる松ヶ崎人道橋のあたり。ここまで「高野」という地名を書いてきましたが、西岸は「松ヶ崎」、東岸が「高野」になります。
Takanogawa2017_08
冒頭にも書いたように今日は自転車でしたが、歩いても20分あれば高野橋から松ヶ崎人道橋をぐるっと一周できると思います。

【この記事の撮影地】
市バス・京都バスの「高野橋東詰」バス停から徒歩数分です。
京都バス「高野玉岡町」は出町柳や三条京阪のほうからの八瀬方面へ向かうバスなどが停まります。
>> 高野玉岡町(京都バス)


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2017年8月28日 (月)

清流の水中花-醒ヶ井の梅花藻-

かつて中山道の宿場・醒井宿として栄えた滋賀県米原市の醒ヶ井(さめがい)
JR東海道本線醒ヶ井駅
大阪や京都方面から訪れる場合、新幹線の駅があるJR東海道本線「米原」駅からひと駅、乗車時間5分です。米原まではJR西日本の管内で、この駅からJR東海になります。
醒ヶ井・地蔵川
そんな「醒ヶ井」駅からほんの数分歩くと、風情のあるまちなみを、環境省が選定した「平成の名水百選」にも選ばれている居醒の清水から湧き出る清流・地蔵川が流れています。
醒ヶ井・地蔵川
ご覧の通り、ほんとに綺麗な水が流れています。
醒ヶ井の梅花藻(バイカモ)
そして、この川は小さく可憐な水中花・梅花藻(バイカモ)が咲くことでよく知られています。写真の白い小さな花が梅花藻です。ところどころピンクが混じっていますが、これは上の写真にも写っている百日紅(さるすべり)の花が散ったもの・・・。
醒ヶ井の梅花藻(バイカモ)
水中を撮るとこんな感じです。
醒ヶ井の梅花藻(バイカモ)
ネットで調べてみると、梅花藻の見頃は7月から8月とか、5月下旬から8月下旬とか、複数の記述が見つかったのですが、だいたい8月下旬も含まれているようでしたので昨日(2017年8月27日)行ってみましたら、まだ咲いていてくれました。
醒ヶ井の梅花藻(バイカモ)
でも、最盛期はライトアップも行われる7月下旬から8月上旬のようですね。
醒ヶ井の梅花藻(バイカモ)
名の由来は、梅に似た花の姿。

醒ヶ井の清流・地蔵川
冷涼な流れのある清流で生育する梅花藻が育つだけあり、この地蔵川の水はとっても冷たいです。年間を通して平均14度ほどだとか・・・。
醒ヶ井の梅花藻(バイカモ)
暑い夏にはとても気持ちのいい冷たさです。

醒ヶ井のまちなみ
梅花藻のみならず、まちなみもとても趣き深い建物が並びます。
醒ヶ井のまちなみ
まち歩きには、お供となるおいしいものが欲しくなりますが、川沿いのまちなみには湧水を使ったコーヒーや、水まんじゅうが楽しめる店がいくつか並ぶます。
なかでも特に僕が魅かれたのがここ、有限会社醤油屋喜代治商店ヤマキしょうゆです。
有限会社醤油屋喜代治商店ヤマキしょうゆ

>> ヤマキ醤油

ヤマキ醤油のしょうゆソフト
こちら、ここでいただいたしょうゆソフト梅花藻ラムネ

清流・地蔵川
清涼感あふれる夏の散歩でした。


【アクセス】
JR東海道本線「醒ヶ井」駅から、川に出るまでは徒歩5分ほど。そこから川沿いに道が続きます。クルマだと、駅の真ん前にある醒井水の宿駅駐車場を利用することができます。
地図は、ヤマキ醤油の位置を指しています。

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2017年8月23日 (水)

夏の終わりの田園風景-伊香立-

伊香立・晩夏の田園風景
8月も下旬に入り、田んぼの稲は穂をつけてこうべを垂れ始めました。
伊香立・晩夏の田園風景
これらはおととい(2017年8月21日)、滋賀県大津市伊香立田園風景。京都市左京区大原から途中トンネルを抜ければそこが伊香立で、美しい田園風景が広がっているエリアです。
伊香立・晩夏の田園風景
田植えの季節には下記リンクの記事のような風景が広がっています。
>> 水を湛え空を映す-伊香立の棚田-  (2015年5月)

伊香立・晩夏の田園風景
こうべを垂れる穂の向こうに、夏の雲・・・。晩夏の風景です。
伊香立・晩夏の田園風景
空の色と同化してしまってかなりわかりにくいですが、田園の向こうには琵琶湖が写っています。サムネイルではわかりにくいですが、拡大していただくとなんとなくわかるかと思います。

伊香立・晩夏の田園風景
少し前まではあざやかに緑色だった田園が、黄金色に近づいています。

今回の写真はだいたいこのエリアです。

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2017年8月16日 (水)

五山送り火2017

今日(2017年8月16日)、京都は五山送り火でした。
2017年五山送り火_大文字
まずは午後8時、大文字(だいもんじ)に火が点ります。この山のふもとは銀閣寺。
2017年五山送り火_大文字
去年(2016年)はすさまじい雨で、大文字山はまったく見えなかったため(もちろんちゃんと点火されていたのですが、すごい霧というか雲というか、完全に大文字山が覆われてしまっていました)、「大」の字を見るのは2年ぶりです。ちなみに、一昨年(2015年)も僕が見ていた地点ではかすかに小雨が降っていましたので、まったく雨のない中で見るのは3年ぶり・・・。
2017年五山送り火_妙法
続いて、8時5分に妙法(みょうほう)点火。横からなのでわかりにくいですが・・・。
妙法の後にうっすらと見える高めの山の稜線は、比叡山です。
2017年五山送り火_船形
8時10分に船形点火。最初、4か所に点火されてから・・・
2017年五山送り火_船形
線になっていきます。
2017年五山送り火_船形
船の形になりました(左下は山で隠れています)。

送り火のようす
ちなみに、拡大するとこんな感じで燃えています。

2017年五山送り火_大文字
午後8時15分、左大文字点火。この山のふもとには金閣寺があります。このあと、鳥居形に点火されます。

送り火は、この世を去ってしまった大切な人たちを見送るためのともし火。

祗園囃子が聞こえ始めると夏のおとずれに胸躍り、送り火で夏の終わりを感じるのが京都の夏・・・なのですが、今年はずっとすっきりしない天気が続き、夏が来ぬまま夏が行くような気がします。

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2017年7月24日 (月)

守山のひまわり 咲き始めました

守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
こちらの写真は、滋賀県守山市の第一なぎさ公園。守山第一なぎさ公園と言いますと、雪山を背景に咲く、早咲きの菜の花が有名な場所ですが(>>関連記事:「雪山を背にした黄色絨毯-守山なぎさ公園-」)、同じ場所が夏はひまわり畑になります。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
そのひまわり、2017年夏、咲き始めました
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
写真はすべて、2017年7月22日です。守山市観光物産協会のウェブサイトに開花情報が掲載されており、7月19日の速報では開花前となっていましたが、22日は写真のように咲き始めていました。開花速報も、今日24日に「咲き始め」になりました。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
うっすらとひまわり畑に写っているのが琵琶湖。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
ひまわり畑に入道雲はよく似合います。

>> 守山市観光物産協会ウェブサイト(開花情報があります)

守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
「咲き始め」でこの景色ですから、満開のときはきっとすごい景色になることでしょう。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
場所は琵琶湖の東側で、クルマならば琵琶湖大橋を北上して5分以内。ピエリ守山を過ぎてすぐです。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
近隣のスポットとしては、クルマならば佐川美術館琵琶湖博物館など・・・。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
つい先日の『鉄腕DASH』“0円食堂”で登場した道の駅「びわ湖大橋米プラザ」もこの近くです。
守山なぎさ公園の向日葵(ひまわり)畑
そんなに広くはありませんが、無料の駐車場はあります(35台ほど)。見事な風景ではあるのですが、行かれる際は熱中症対策をじゅうぶんに・・・。

最新の開花情報はこちらで・・・
>> 守山市観光物産協会ウェブサイト


【アクセス】
JR琵琶湖線「守山」駅または琵琶湖を挟んで対岸のJR湖西線「堅田」駅からバス(近江鉄道バス) ラフォーレ琵琶湖行き 第1なぎさ公園下車すぐ(それほど頻繁に走ってはいませんので事前に時刻を調べておくことをお勧めします)。
クルマならば、渋滞していなければ琵琶湖大橋の料金所から5分以内です(駐車場あり)。


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2017年7月22日 (土)

京都の夜空に咲く花火2017

7月19日に近畿の梅雨明けが発表され、2017年・京都の夏到来
夏真っ盛りの京都市内で、昨日と今日(7月21日と22日)は、花火があがりました。

2017年「乾杯の夕べ」
「え?でも、京都市内に花火大会なんてないけど?」と思われた方、確かにその通りなんです。亀岡や南丹など、府内に花火大会はいくつもありますが、京都市内に花火大会はありません。「じゃあ何?」となるのですが・・・
場所は左京区宝ヶ池の国立京都国際会館で、「乾杯の夕べ」というイベントで花火があがったんです。
2017年「乾杯の夕べ」

イベント自体は国際会館で行われるガーデンパーティーです。今年は乾杯の夕べ2017-地中海料理と花火で乾杯!-」として開催されたものなのですが(チケットは大人4,000円)、毎年こんなふうに終盤に2日連続で花火が上がり、入場者でなくても周辺から見ることができます
2017年「乾杯の夕べ」
イベントの一部ですので、10分くらいのわずかな時間で終わる花火ではあるのですが、地下鉄「国際会館」駅あたりからならば間近で見られますし、大きな花火大会のような凄まじいまでの混雑とは無縁ですので(多少の交通規制はあります)、けっこう楽しめます。
2017年「乾杯の夕べ」
左下にうっすら写っているのが国際会議場です。サムネイルではわかりにくいですが、拡大していただければその姿が確認できます。
打ち上げが始まるのは、毎年だいたい20時過ぎで、1日目の7月22日は今年もそれくらいの時間だったのですが・・・

2日目の今日(7月22日)、京都は18時ごろから雨・・・。
2017年「乾杯の夕べ」
そのためか、今夜はかなり早く19時45分くらいにあがりました
2017年「乾杯の夕べ」
20時には、すべて終わっていました・・・。
「○時開始」と発表されている花火大会ではありませんので、この点は、要注意ですね。

ちなみに、ここの花火はほかにも何か大きなイベントがあった場合に上がることがあり、そういったイベントは関係者しかわからないものがほとんどで、市民からすると、突然花火が上がった感じでとってもサプライズ。京都市内の北部にいて、夜8時前後に突然ぽんぽん・・・っと音が聞こえたら、国際会館の花火・・・かもしれませんよ♪

>> 国立京都国際会館



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2017年7月 7日 (金)

余呉湖の紫陽花と田園

琵琶湖の北にある、周囲6キロちょっとの湖・余呉湖(よごこ)。冬にはワカサギ釣りで知られる湖です。琵琶湖から見ると、羽柴秀吉と柴田勝家が戦った「賤ヶ岳の戦い」の賤ヶ岳を挟んだ北側にあたります。
余呉湖

その余呉湖の南西の湖畔にあじさい園があることを、つい最近知りました。
もう7月に入って一週間経ちますが、ちょうど旬の季節と言えば季節。せっかく旬の季節にその存在を知ったので、ぎりぎりなんとか見られないかなぁと思い、今日(7月7日)行ってみました。
余呉湖の紫陽花(あじさい)
残念ながらやっぱり見ごろを完全に過ぎてしまっていましたが、それでもところどころまとまって咲いている箇所がかろうじてありました。
余呉湖の紫陽花(あじさい)
紫陽花の名所ってお寺が多いイメージですが、ここは湖畔なので紫陽花越しに湖が見えるのが美しいですね。
余呉湖の紫陽花(あじさい)
梅雨の花ですので、雨に濡れる紫陽花の風景写真も多いですが、それでも僕は断然、晴れてる日に見るほうが好きです。
余呉湖の紫陽花(あじさい)
全部で約1万本だそうです(観余呉観光情報ウェブサイトによる)。

ただ、あじさい園は残念ではありましたが・・・
余呉湖の紫陽花(あじさい)
湖をぐるりと一周回ってみると、ところどころにちょうど見ごろの紫陽花もちらほら
余呉湖の紫陽花(あじさい)
紫陽花の向こうに田園と、余呉湖。
余呉湖の紫陽花(あじさい)
クルマでもぐるりと湖を一周回ることはできますが、離合が困難なところもありますので運転には注意が必要です。
余呉湖の紫陽花(あじさい)

紫陽花もいいのですが、だいぶんと稲の背も高くなってくるこの季節。田園風景も緑があざやかで美しいですね。こちらは湖のそばの田園。
余呉駅前の田園
サーッと稲の上を撫でていくように風が渡っていくのがとても綺麗でした。
余呉駅前の田園
田園の向こう、ちょうど特急「しらさぎ」が余呉駅を通過していきました。


【アクセス】
余呉湖自体は、JR北陸本線「余呉」駅から歩いて5分ほどで湖畔に出ます。
クルマだと北陸自動車道木之本ICからだいたい10分ほどです。駅前に無料の駐車場もあります。

あじさい園までのアクセスはこちらのウェブサイトの地図がわかりやすいです。
>> 余呉観光情報

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2017年6月 3日 (土)

2017年「乾杯の夕べ」は・・・

そろそろ書店で並ぶ情報誌では花火特集の文字が目につくようになってきましたね。夏好きとしましては、近づく夏の気配に心躍ります。

さて、その花火
京都でも“府”内ではいくつか花火大会があります。2017年は、8月7日の亀岡平和祭保津川市民花火大会、8月14日に八木で開催される京都南丹市花火大会八木など・・・。でも、じつは京都“市”内ではいわゆる“花火大会”は存在しません

が・・・
花火大会ではないのですが、おそらく京都市内で唯一であろう打ち上げ花火を見られるイベントが存在しています。

それは、左京区宝ヶ池の国立京都国際会館で毎年行われている「乾杯の夕べ」というイベント。
今年(2017年)は7月21日(金)と22日(土)に行われます。

>> 乾杯の夕べ2017-地中海料理と花火で乾杯!- (PDFです)

こちらは、昨年(2016年)の様子。
「乾杯の夕べ」の花火 国際会議場から
イベント自体は国際会館で行われるガーデンパーティーなんですが(チケットは大人4,000円)、こんなふうに終盤に花火が上がります
「乾杯の夕べ」の花火 国際会議場から
しかもこんなふうに、入場者でなくても周辺から見えます
「乾杯の夕べ」の花火 国際会議場から
うっすら左端に写っているのが国際会議場です。
この写真は昨年(2016年)、地下鉄「国際会館」駅から徒歩2~3分の場所で撮ったもの。ごく小規模の花火で、10分か15分くらいで終わってしまいますが、何万人も人が押し寄せるような混雑とはまったくの無縁であることと、ほんとに打ち上げてるすぐそばで見られるのが大きな魅力です。
ここ数年は毎年観ていますので、さらに前の年の写真もご紹介します。こちらは2015年。
2015年国際会議場と宝ヶ池の花火
いつもだいたい20時過ぎに打ち上げが始まっています。

2016年「乾杯の夕べ」花火
京都のまちなかでも、北区や左京区の少し高めの建物からならばこんな風に見えたりします。
2016年「乾杯の夕べ」花火
2日続きなので、僕はだいたい毎年、1日は離れて、1日は間近で・・・なんて楽しみ方をしています。

今年も楽しみにしています♪
「乾杯の夕べ」の花火 国際会議場から

詳細はオフィシャルページでお確かめください。
>> 国立京都国際会館

ちなみにここの花火は、何か大きなイベントがあった場合にも上がることがあり、そういったイベントは関係者しかわからないものがほとんどで、市民からすると、突然花火が上がった感じでとってもサプライズです。
京都国際会館の花火



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2017年5月20日 (土)

京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり

新緑の美しい季節。京都でも数々の新緑が美しい場所がありますが・・・
黒い床板に美しく映える閑院邸跡の「床みどり」
ここは、京都で新緑を楽しむ穴場中の穴場と言っても過言ではないのではないでしょうか。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
黒い床板に緑が映る「床みどり」は、左京区岩倉の実相院(2014年5月「京の緑-薫風の実相院と高桐院-」)が有名ですが、この写真の「床みどり」は実相院ではありません。
ここは京都御苑にある閑院宮(かんいんのみや)邸跡です。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
閑院宮邸跡は、京都御苑の長方形の左下に位置しています。なので、地下鉄烏丸線「丸太町」駅からすぐです。

京都御苑 閑院宮跡収納展示室
こちらがさきほどの「床みどり」が見られる収納展示室の建物。
京都御苑 閑院宮跡収納展示室
美しいのは「床みどり」だけではありません。
京都御苑 閑院宮跡収納展示室
ひじょうに風格の漂う閑院宮邸跡。
京都御苑 閑院宮跡収納展示室
冒頭に「穴場中の穴場」と書きましたが、「床みどり」の名所・実相院と比べると、この閑院宮邸跡にはとても驚くべきことがいくつもあります。

京都御苑 閑院宮跡収納展示室
まず、この記事の写真にまったく他の人たちの姿が写っていませんが、これは平日や朝一番の開館間もない時間の写真ではありません。土曜日の昼間です。驚くほどの人の少なさ・・・。
広大な閑院邸跡敷地
かく言う僕も、桜の季節には毎年近衛邸跡付近に行くのに(2017年4月「2017年はこれから!咲き始めた京の桜」)、実は2日前までここを知らなかったんです。2017年5月18日京都新聞 夕刊で知りました。でも、新聞に載った直後で最初の土日ですから、さすがに人が多いだろうと思っていたにもかかわらずこの静けさ。格調高き静寂の空間に、感動をおぼえました。
閑院宮邸跡の床みどり
そして、実相院の「床みどり」は撮影できませんが(禁止されています)、ここはご覧の通り撮影できます
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり
前述の通り、ものすごく人が少ないですので、こんな風に誰もいないところを撮るのもそんなに難しくありません
閑院宮邸跡は入館無料
さらに、驚いたのがこの閑院宮邸跡、入館無料なんです。
京都御苑閑院宮跡中庭
にもかかわらず、「床みどり」だけではなくこんな趣きある美しい中庭も楽しめてしまいます。
京都御苑閑院宮跡中庭
しばらくじっと座って眺めていました。
京都御苑閑院宮跡中庭

さきほどからの写真のさらに奥、宮内省所長官舎跡にも庭園があります。
京都御苑閑院宮跡 庭園2
池では、こんな鳥の姿も・・・。
Gyoen_kanin17

ゆっくりゆったりと優雅な時間を過ごしました。
京都御苑 閑院宮邸跡の床みどり

京都御苑 閑院宮邸跡
休館日   月曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
参観時間 9:00~16:30 ※受付16:00まで
入場料   無料(予約不要)

2017年5月20日現在の情報です。

【アクセス】
地下鉄烏丸線「丸太町」駅 徒歩4分

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2017年5月 2日 (火)

新緑2017 高桐院と上賀茂神社にて

新緑って、なんだかいつも唐突な気がするんです。
新緑の高桐院2017
春がきて、桜に目を奪われ、散る花を惜しみ、あぁ桜が終わったなぁと思うころ、「あれ、いつの間に?」ってくらいに青々とほかの木々が生い茂っていて、季節の進みに驚かされます。道を歩いていてもあまりにあざやかなので、今日は、より一層緑があざやかそうなところを散歩してみました。

こちら、ゴールデンウィーク真っ只中、今日(2017年5月2日)の高桐院です。
新緑の高桐院2017
大徳寺の塔頭のひとつである高桐院。「そうだ 京都、行こう。」でも登場したことのあるここは、見事な緑。
新緑の高桐院2017
ゴールデンウィーク真っ只中とは言え、今日は平日だったためか、それほど人は多くありませんでした。2枚目の一直線に続く道は、混んでいる時ですと、なかなか誰も人が通っていない瞬間を撮ることはできません。

新緑の上賀茂神社2017
こちらも同じく今日(5月2日)の、上賀茂神社です。ここも新緑がまぶしかったです。5月5日には賀茂競馬(かもくらべうま)が行われます。

>> 昨年、出番を控えた馬たちを撮った記事はこちら
   2016年5月5日「上賀茂神社で湧水珈琲

ここから伝統的建造物群保存地区になっている、上賀茂神社東側の「社家町」のまちなみを歩いてみました。
新緑の上賀茂神社2017
見事な青空の下、存分に新緑を楽しんだ散歩でした。

【高桐院】


【上賀茂神社】

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2017年4月16日 (日)

信楽への道で 八幡神社御旅所の桜

信楽焼で知られる滋賀県甲賀市の信楽。今日はその信楽をめざして京都からクルマを走らせました。新名神高速道路ができてからは、いっきに京都東インターから信楽インターへと走るようになりましたが、久しぶりに、瀬田西インターチェンジで名神を降りて、滋賀県道16号大津信楽線を通って信楽をめざすことにしました。

理由は、この八幡神社御旅所の桜を見るため。
大津信楽線八幡神社御旅所の桜
ネットで調べてもほとんど情報が出てきませんので、別に名所になっていたりするわけでもなんでもないんですが、10年ほど前に目を奪われて以来、お気に入りの場所になっています。
大津信楽線八幡神社御旅所の桜
まわりが麦畑なので、4月ながらもう一面が緑色になっていて、とてもあざやか。
大津信楽線八幡神社御旅所の桜
30分ほどここに滞在していましたが、その間にここへやってきた人はゼロ。
大津信楽線八幡神社御旅所の桜
だいぶん葉も出てきていて、もう見頃も終わりだなぁという感じではありましたが、誰も来ないなかこの桜を独占できるなんて、すごく贅沢な感じです。
大津信楽線八幡神社御旅所の桜
風が吹くたびに舞い散る花びら・・・桜のもっとも儚げなそんな風景もひとりじめです。
大津信楽線八幡神社御旅所の桜
明日(17日)の滋賀は雨予報。もしかしたら今年は今日が見納めだったかもしれません。

【アクセス】
大津市牧2丁目付近
県道16号線綾井橋のすこしだけ西
名神高速道路瀬田西インターチェンジより約7km、12~15分
1~2台ならばしばらくクルマを停めておいても大丈夫な感じです

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2017年4月15日 (土)

嵐電北野線「龍安寺」駅の桜

嵐電、北野線、桜・・・というと、京都の桜スポットに詳しい方ならすぐに、“桜のトンネル”を思い出されることでしょう。
京福電鉄・嵐電 は「四条大宮」駅から「嵐山」駅を結ぶ本線のほか、「帷子ノ辻」駅から北野天満宮の近くの「北野白梅町」を結ぶ単線の路線があります。それが北野線なんですが、その北野線「鳴滝」駅~「宇多野」駅(2007年まで「高雄口」駅)の間は、線路の両脇が桜並木になっており、トンネルさながらの風景から“桜のトンネル”と呼ばれており、今年(2017年)はもう終わってしまいましたが、夜にライトアップも行われています。

その“桜のトンネル”を目当てに嵐電に乗られる方もおられますが・・・「龍安寺」駅の桜もなかなか風情があり、僕はいつも楽しみにしています。
嵐電北野線「龍安寺」駅の桜
ここが、北野線「龍安寺」駅。
嵐電北野線「龍安寺」駅の桜
その名の通り、石庭で有名な龍安寺への最寄り駅です。
嵐電北野線「龍安寺」駅の桜
終点の「北野白梅町」駅の次が「等持院」駅(2016年2月21日「等持院-足利尊氏と夢窓国師-」)、その次がこの「龍安寺」駅です。
「等持院」駅に停車中の嵐電
駅間が短い上、見通しのいい直線なので、「等持院」駅に停車中の電車も「龍安寺」駅から見えます。
嵐電北野線「龍安寺」駅の桜
写真は、昨日(2017年4月14日)午前9時ごろ
嵐電北野線「龍安寺」駅の桜
ホームの上に落ちた花びらかなり写っていることからもおわかりいただけるように、そろそろ見ごろも終わりを迎えつつある感じです。
嵐電北野線「龍安寺」駅の桜
ホームにいるのは、電車を待つ地元の人だけ・・・。“桜のトンネル”のように、この桜を目当てにやって来ている人はなく、この桜にカメラを向けている人も僕のほかには誰もなく、静寂そのものでした。

ところで、冒頭で話題に触れました「鳴滝」駅~「宇多野」駅間の“桜のトンネル”は、ライトアップは終わってしまったものの、まだこんな様子です。
北野線“桜のトンネル”
「龍安寺」駅と同じく、昨日(2017年4月14日)午前9時ごろです。さきほどの「龍安寺」駅の写真を撮った後に電車に乗り、「宇多野」駅から「鳴滝」駅方向へ向かう車内から撮ったもの
桜の名所 嵐電北野線“桜のトンネル”
平日でも嵐山へ向かう観光の人たちでかなり混雑する本線とは違い、北野線はローカル線風情が漂い、のどかです(北野天満宮が梅の見ごろを迎えるころなど、すごい混雑になることもありますが)。
北野線“桜のトンネル”
雨予報だった週間予報から一転、晴れに変わったこの週末(14・15日)の京都。今度こそ、桜を楽しめるラストチャンスの土日となりそうですね。

【アクセス】

「龍安寺」駅は、嵐電北野線の終点「北野白梅町」駅から2駅、2~3分。本線の「四条大宮」からは約30分(「帷子ノ辻」駅で乗り換えが必要)

“桜のトンネル”は、「鳴滝」駅~「宇多野」駅間で、「北野白梅町」駅を出発して6~7分後あたりに通過(逆に、本線からの乗換駅である「帷子ノ辻」駅から乗車すると、5~6分後あたりに通過)

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